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欧州車のブレーキディスクの交換費用は?交換に関する注意点も解説

2023年10月24日

ブレーキディスクは、車を安全に停車させるために欠かせないパーツです。
車を走行させるときや駐車時の安全性を確保するために、ブレーキパッドとディスクの利きを安定させると安心できます。

交換には費用がかかりますが、普段から安全に車を走行させるためにもブレーキ周りの定期的なメンテナンスや交換が大切です。

この記事では、欧州車やフォルクスワーゲン・フェラーリなどの欧州車のブレーキディスクにかかる交換費用、交換の際の注意点などについて解説します。ブレーキディスクの交換でお困りの方はぜひ最後までご覧ください。

欧州車のブレーキディスクの交換費用は?交換に関する注意点も解説

なぜブレーキディスクは交換が必要なのか?

欧州車ではディスクローターを採用しているため、ブレーキディスクが搭載されています。
ブレーキを踏むと、キャリパーの中に取り付けたブレーキパッドがディスクローターを押さえて摩擦を発生させることでタイヤを止める仕組みです。

ブレーキディスクが正しく機能しないと、摩擦力とブレーキが止まらず交通事故などにつながる危険があります。
そのため、定期的なメンテナンスや交換が大切です。

交換するときには、欧州車専用のブレーキディスクへ交換するほか、輸入車向けのブレーキディスクへ交換することもご検討ください。

詳しく、ブレーキディスクの交換が必要である理由について解説します。

摩耗で弊害が生まれるため

ブレーキディスクを定期的に交換しないと、経年劣化により機能しない可能性があります。
ディスクブレーキで想定される摩擦の限界値まで達すると制動力が落ちます。
もし摩擦の限界値に届かずとも、ブレーキの性能が悪くなってしまうため危険です。

また、ブレーキ鳴きや亀裂やひび割れなどのクラックがあると、事故につながる可能性もあるため早めの交換が必要です。

自分の目で確かめるのが難しい場合もあるため、最寄りの整備工場などで点検を依頼しましょう。
車検のタイミング以外でも、整備工場での点検は随時受けられます。

車を安全に長く使うため

ブレーキは車を運転するうえでは、欠かせないパーツの1つです。
ブレーキの調子が落ちると、運転に支障が出るだけではなく事故にもつながりかねません。
少しでも調子が落ちたと感じたら、専門の業者に点検・整備を依頼することが大切です。

また、日頃の運転では、できる限りブレーキを踏みすぎないように、エンジンブレーキで減速をするなどの工夫も大切です。
ブレーキローター以外でも、ブレーキの部品はこまめに点検をしてください。

いつでも安全に運転できる状態をキープすることが大切です。

欧州車のブレーキディスクの交換費用

欧州車のブレーキディスクの交換費用は、店舗やメーカーによって異なります。
また、ディスクとブレーキパッドを同時に交換する方が安全性を高められるため安心できす。

ディスクとパッドを交換するのにかかる工賃は、平均して6,000~8,000円程度です。
交換の際には、ブレーキキャリパーも同時に交換すると安心です。

ディスクとパッドが同時に販売しているか専門店に問い合わせましょう。

欧州車のブレーキディスクを交換するタイミング

次のような現象があった場合、ブレーキディスクを交換するタイミングです。

・異音が発生している
・クラック(ひび割れ・亀裂)がある

それぞれのタイミングについて解説します。

欧州車を運転しているときに、当てはまるかを確認をしてください。

異音が発生している

ブレーキ鳴りなどの異音がある場合は、ブレーキが減っている可能性があります。
ブレーキ鳴りは、ブレーキディスクを限界まで使い続けることによって発生する現象です。

ブレーキがすり減っていたら、交換時期が近い証しです。
走行中にブレーキから音がする際は、早めにブレーキ周りを見直す必要があります。

また、ディスクローターが新品ではない場合、面取りしていない新品ブレーキパッドを装着しても異音する時があります。

もしも異音があった場合は、すぐに欧州車を点検に出してブレーキディスクの交換を検討しましょう。

クラック(ひび割れ・亀裂)がある

ブレーキディスクにクラックが発生している場合は、すぐにでも交換が必要です。
クラックの発生は、ブレーキディスクが劣化している証拠です。

街乗りに使われる車はクラックの発生頻度は低いものの、長距離運転や高速道路の運転が多い方は発生しやすい可能性があります。

ブレーキディスクを購入した時期に関係なく、クラックの確認は大切です。
定期的に点検をして異常がないかを確認してもらいましょう。

交換の際の注意点

ブレーキディスクを交換するときは、ディスクパッドセンサーやブレーキパッドも一緒に交換しましょう。

ディスクパッドセンサーは、ディスクパッドの摩耗限界を知らせてくれる装置です。
ブレーキディスクやパッドと同じタイミングで交換すると安心できます。
また、同時に交換することで、工賃などを抑えられます。

自分での交換も可能ですが、危険があるので専門業者に依頼して交換すると安心です。
業者に依頼をすれば、およそ1時間程度でブレーキ周辺の整備ができます。

まとめ

欧州車のブレーキパッドとブレーキディスクの劣化がある場合、早めの交換が大切です。
専門業者に依頼して、安全で確実な交換をしてもらう必要があります。

普段からブレーキの調子はよく見ながら、定期的なメンテナンスを行えば安全につながります。
ブレーキ周りは、車の安全を確立するための要です。

日頃から、ブレーキの調子はこまめに確認をしながら点検を依頼しましょう。

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