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車のブレーキからキーキー音が出るのはなぜ?原因や修理代を解説

2024年01月24日

ブレーキからキーキー音がして、困っている方はいませんか。
変な音がするけど、何が原因なのかわからず困っている方もきっといるでしょう。

結論からいうとブレーキのキーキー音の原因は、ブレーキパッドやディスクローターの異常で起こっている可能性が高いです。

この記事では、ブレーキからキーキー音がする原因や対策方法、メンテナンスを行う時期と費用目安を紹介します。

車のブレーキからキーキー音が出るのはなぜ?原因や修理代を解説

ブレーキのキーキー音が出る原因4つ

ブレーキのキーキー音が出る原因は、以下の4つです。

・水分がブレーキに浸透している
・ディスクローターへのパット当てが不適切
・グリスがきちんとディスクに塗られていない
・ブレーキパッドやディスクローターが極限まですり減っている

ブレーキから変な音がするときには、問題がない場合も異常がある場合もあります。

各原因を詳しく解説するので、ブレーキ鳴きに悩んでいる方はぜひご覧ください。

水分がブレーキに浸透している

ブレーキに水分が入ってしまうと、異常がなくてもキーキー音が鳴ります。
この場合、水分がなくなれば金属音は収まるため、一時的な異常と考えましょう。

例えば、雨や雪が降っているときや冬の寒い時期に、運転するとキーキーと音が鳴りやすくなるため注意が必要です。
車をブレーキまで徹底的に洗浄した場合にも、水分が浸透することから音が鳴りやすいため気をつけてください。

いずれの場合も車を運転し、しばらくたった頃に異常は収まる可能性が高いです。
パーツなどに問題はないため、天候や状況が当てはまるなら安心してください。

ディスクローターへのパット当てが不適切

ディスクローターにしっかりブレーキパッドが当たっていないと、キーキーと金属音がします。

ブレーキパッドが変に削れてしまい当たりが不安定な場合、この音が鳴りやすいです。
削れて形がおかしくなったブレーキパッドを角取りしてもらいましょう。
正しい形にパッドが戻れば、異常が収まる可能性は高いです。

なお、ブレーキパッドの角取りは、ディーラーや車用品店などでしてもらえます。

グリスがきちんとディスクに塗られていない

ディスクローターにしっかりとグリスが塗られていないときにも、キーキーと音が鳴りやすい傾向にあります。

グリスとは、いわゆるブレーキの潤滑剤です。
これが塗られていないとブレーキの滑りが悪くなり、金属音がします。

グリスを注入すれば、すぐに音がしなくなる可能性が高いです。
音が気になるならブレーキメンテナンスをしている、ディーラーや車用品店に処置をしてもらってください。

ブレーキパッドやディスクローターが極限まですり減っている

ブレーキに関する部品がすり減り、寿命を迎えているときにもキーキー音が鳴ります。
これはブレーキパッドやディスクローターが削れすぎたため、限界値を迎えているサインです。

部品寿命での異音があると、すでに以下のような運転障害が起こっている可能性が高いため危険です。

・制動力が低下しうまく運転ができない
・ブレーキがガタガタと振動する
・ブレーキそのものが効きにくい

このまま運転をすると事故を起こす可能性が非常に高いため、すぐに車をメンテナンスに出しましょう。

ブレーキのキーキー音が聞こえたときの修理代目安

ブレーキのキーキー音が聞こえたときの修理代目安は、以下表の通りです。

メンテナンスのみ 1万円程度
ブレーキパッド交換 1~4万円
ディスクローター交換 3~10万円

各メンテナンス別の修理費用について、これから詳しく解説します。

メンテナンスのみで済む場合

メンテナンスでは、以下のような手入れをします。

・グリスを注入する
・研磨でブレーキパッドの形を修正する
・部品の点検をする

ブレーキに関するメンテナンスをするだけで問題がないのならば、かかる費用は1万円前後です。

ほかの部品に異常がないと費用が安く済むため、この段階で定期メンテナンスをするのが理想といえます。

ブレーキパッドに交換が必要な場合

ブレーキパッドをすべて交換する場合にかかる費用は、車種や部品の種類で異なります。
安い価格帯の商品なら1~2万円、一般的な商品は3~4万円が相場です。

なお、ブレーキパッドを交換するタイミングの目安は以下の通りです。

・ブレーキから音が鳴るようになった
・前回の交換から12ヶ月前後たち車のメンテナンス時期になった
・5万キロ以上をブレーキパッド交換から走行した

ブレーキ音が鳴るようになったときには、すでに限界までパッドがすり減っています。
可能ならば、異常がない段階でブレーキパッドを交換するのが望ましいでしょう。

ディスクローターに交換が必要な場合

ディスクローターに交換が必要な場合、交換の相場は3~5万円です。
しかしこれは2輪のみの場合であり、すべてのタイヤのディスクローターを交換するためには5~10万円かかります。

一気に交換する場合には費用がかなりかかるため、パーツ交換に向けて定期的に貯金をしましょう。
なお、交換の目安は車検や1年点検などの時に提案されやすい傾向にあります。

運転にかなり大きな影響を与えるパーツのため、交換を提案されたらすぐ応じられるよう予算組みをしてください。

ブレーキのキーキー音を予防するには定期メンテナンスが効果的

ブレーキのキーキー音は、パーツの異常によって引き起こされることが多いです。

ブレーキパッドとディスクローターの一般的な寿命は以下の通りなので、確認してください。

ブレーキパッド 3~5万キロ走行(3~5年)
ディスクローター 10万キロ走行(10年)

この期間内でも定期的にグリス交換やブレーキパッドの角取りをすると、車の運転が快適化します。
定期的なメンテナンスをして、音が鳴る前にパーツの点検や交換を依頼しましょう。

まとめ

ブレーキからキーキー音が鳴るときには、メンテナンスや部品交換が必要です。
おかしな音が鳴るときには、早めにディーラーやカー用品店に点検を依頼してください。

早めにメンテナンスをすれば車の運転を快適化し、ブレーキパーツの寿命も延ばせるでしょう。

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