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外車と接触事故!過失割合は?損害賠償はどうなるの?
2022年06月19日
車を運転していて、不測の事態に陥ったときに役立つのが任意保険。
過失割合によっては、損害賠償が高額になることもあります。
特に、接触事故で相手が高級外車だった場合、修理費を自腹で払うのは困難。
接触事故を起こして任意保険を適用する際の過失割合について解説します。
自動車同士による衝突事故の過失割合とは?
過失割合とは、事故が起きたときの双方の責任割合のこと。
自動車同士の場合、それぞれが加入している任意保険会社同士で過失割合を決めます。
警察が決めるんじゃないの?と思われる人もいるでしょう。
実際、比較的大きな事故の場合、警察が現場検証を行っていますよね。
警察が行うのは、あくまで現場確認および事故事実の記録。
損害賠償金の決定は民事上の問題なので警察は関与しません。
それぞれの任意保険会社はケースによって現場検証を行い、道交法に則って公平に調査します。
調査しても判断が難しい場合は、過去の似たような事故の裁判事例を参考にすることもあります。
かなり手間と知識が必要な作業ですね。
でも、この作業を任意保険会社がやってくれるから、事故の責任割合がはっきりするのです。
ただし、事故を起こしても後始末は任意保険会社が済ませてくれるから安心、と考えるのは早計。
過失割合によっては、後々の任意保険料が変わることもあります。
どのようにして過失割合が決まるのか、覚えておけば安全運転に対する関心も高まるでしょう。
優先道路でも過失割合が発生する事例
それでは、過失割合について実例を挙げて解説しましょう。
信号のない交差点
Aさんは交差する広い道路を走行しています。
Bさんは交差する狭い道路を走っていました。
AさんとBさんは、どちらも法定速度を守っていて、しかも同等の速度です。
本来、信号のない交差点では広い道路の走行が優先。
しかし、BさんはAさんが止まるだろうと思って、うっかり交差点に進入。
出会い頭の接触事故を起こしてしまいました。
さて、この場合の過失割合はどのようになるでしょう?
正解はBさんが70%、Aさんが30%です。
Aさんの立場からみれば、なぜ優先道路の自分に過失が発生するのか納得できませんよね。
しかし、Aさんには予見可能性を怠ったため、注意義務違反が適用されるのです。
「運転中はあらゆる事態を予想し、危険を予知しなければならない」というのが予見可能性。
AさんはBさんが飛び出してくるかもしれない、という予測をしなかったと判断されるわけです。
これは大まかな事例です。
さらにAさんの実際の速度やブレーキをかけた場所などが詳しく調査されます。
場合によっては、Aさんの過失割合がさらに増えることだって、あるのです。
高級外車の損害賠償金が高くなる仕組み
上記のケースを今度は、損害賠償金額に照らし合わせて解説しましょう。
Aさんの車は国産のファミリーカー。
Bさんの車は高級外車。
Aさんの修理代は30万円。
Bさんの修理代は200万円。
これを責任割合で計算すると、Aさんに支払われるのは30万円から責任割合30%を引いた金額。
Bさんには支払われるのは200万円から責任割合70%を引いた金額となります。
AさんにはBさん側の任意保険会社から21万円。
BさんにはAさん側から60万円が支払われますわけですね
つまり、Aさんの責任割合の方が低いのに支払われる金額はBさんの方が多いのです。
もちろん、Bさんの方が損失分も大きいことにはなります。
納得はいかないけれど、損害賠償金は任意保険で埋められる、と安心する人もいるはず。
確かに、そのための任意保険であることは間違いありません。
しかし、事故で任意保険を使えば、等級は3ランク下がります。
加えて等級によっては、事故あり係数適用期間が適用されてしまいます。
これは車両保険を使っても同じ。
Aさん、過失責任には問われるし翌年からの保険料は値上がりするし、いいことありません。
でも、これが任意保険の仕組みなのです。
車を運転するときは予見可能性を怠らず、事故回避を心がけることがなにより大切ですね。
事故回避のためには信頼できるブレーキパッドを選ぶ
責任割合で0%になるケースは稀です。
例えば、信号が青だから交差点に進入したのに、赤信号側から走ってきた車に衝突された場合。
あるいは渋滞していたので停車中、後ろから追突された場合。
対向車がセンターラインを飛び出してきても、ケースによっては過失責任を負うことがあるのです。
事故を避けるには、なによりブレーキが大切。
早めにブレーキングできれば事故回避、被害軽減の可能性が高まります。
そのためには、日頃からブレーキメンテナンスをしっかり行いましょう。
特にブレーキパッドは消耗品なので早めの交換が必要です。
交換する際は信頼できるブレーキパッドを選んでください。
株式会社クランツはブレーキパッドを作り続けて30年以上の実績を持つ企業です。
国内生産で一括管理を行い、高い均一性と品質を実現しました。
特徴は強い制動力に加えて確実なコントロール性とコスパの良い耐久性。
また、独自の技術によるホイールを汚さないブレーキダストもその一つ。
国産車適合品だけでなく、海外メーカーの輸入車適合品も製造販売しています。
欧州車のブレーキパッドは、ブレーキダストの汚れが目立ちます。
洗車の際、ホイール掃除の手間が軽減されるのは嬉しいポイントですね。
株式会社クランツのブレーキパッドを使って、安全で快適なカーライフを送ってください。