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あまり故障しない外車はどれ?壊れにくい輸入車をランキングで紹介
2022年10月21日
「日本で外車は故障しやすいと評判だけど、壊れない外車ってあるの?」
「今持っている車を壊れない外車にするにはどうしたらいい?」
外車乗りが抱えやすい問題といえば、故障率の高さでしょう。
しかし、世の中には故障しない外車も存在します。
この記事では統計を元に、故障しない外車を4種紹介します。
記事内では外車を故障しにくくする秘訣も解説するので、カーオーナーの方はぜひご覧ください。
故障しにくい外車ランキング4選
故障しにくい外車は、主に以下の4つです。
1. ポルシェ
2. フォルクスワーゲン
3. プジョー
4. メルセデスベンツ
外車のランキングは、アメリカの市場調査に基づき選定しています。
以下で各外車について解説するので、壊れにくい輸入車を知りたい方は必見です。
①ポルシェ|日本車に匹敵する世界2位の頑丈さを誇る
ポルシェはJ.D.パワー「日本自動車耐久品質調査」で、見事2位を獲得した外車です。
ポルシェが外車にもかかわらず壊れにくいのは、高性能な水冷エンジンを搭載したためです。
メンテナンスフリーで故障が少ないため整備士に「メンテで儲けが出ない」と言わしめるほど、ポルシェのエンジン性能は高い傾向にあります。
水冷エンジンを搭載したポルシェには、モデル911があります。
中古価格は認定車で360〜540万円とポルシェの中では比較的安いため、壊れにくい外車を購入したい方は選択を視野に入れましょう。
②フォルクスワーゲン|故障の少なさは世界4位
J.D.パワーの「日本自動車耐久品質調査」によると、フォルクスワーゲンの壊れにくさは世界4位です。
新車で購入すれば、3〜5年程度は故障を心配せずに乗れるでしょう。
新車にフォルクスワーゲン独自の5年保証をつければ、故障時にも修理を行い末永く乗り続けられます。
その後適切なメンテナンスを行えば、10年以上乗り続けられる個体も珍しくありません。
よってフォルクスワーゲンは、一台の車に乗り続けたい方に適しています。
③プジョー|サスペンションが柔軟!耐久率ランキングも6位
J.D.パワーの「故障が少ない車調査」で6位を獲得した車メーカーがプジョーです。
サスペンションが柔軟でハンドリングがしやすいため、運転性能と故障のしにくさを兼ね備えた外車が欲しい方に適しています。
プジョーは乾燥した気候のフランスで作られているため、高温多湿にやや弱い傾向にあります。
日本でプジョーを購入・運転する際には、車に負荷をかけないよう保管場所には気をつける必要があるでしょう。
メンテナンスをしっかり行えば、プジョーで末長く運転を楽しめます。
④メルセデスベンツ|耐久率ランキング世界9位の実績
メルセデスベンツはJ.D.パワーの「日本自動車耐久品質調査」で、全国9位にランクインしています。
日本車より故障しやすい順位にいるものの、外車のなかでは故障しにくい部類だといえるのです。
故障しにくいベンツを選びたい方は、以下3つのポイントをチェックしましょう。
1. メーカー保証付帯品を選ぶ
2. 新車の場合発売から年数が経過したものを選ぶ
3. システム改修済の個体を選ぶ
システム改修されたベンツの個体は壊れにくく、メンテナンスも少なく済む傾向にあります。
ベンツを購入する外車として検討する際には、改修が済んだ発売後1〜2年のものを選ぶのがベストでしょう。
外車の故障はなぜ多い?原因を徹底解説
日本で外車が故障しやすい理由は、主に以下の3つです。
1. 日本の環境にパーツが適応していないから
2. メンテナンス代が高く頻繁にチェックを行いにくいから
3. 日本車よりパーツの精度・造りが甘い傾向にあるから
以下では、各原因を詳しく解説します。
①日本の環境にパーツが適応していないから
多くの外車は、日本特有の高温多湿な気候に対応した作りになっていません。
乾燥した地域で走るのを想定して作られているため、日本での故障率は高い傾向にあります。
外車を手間なく維持しようと思うなら、高温多湿から車を守れる環境があるのが理想です。
雨から車を守れるカーポートやガレージを設置し、車を収容する必要があります。
駐車場に屋根がない場合、外車は非常に故障しやすくなります。
外車を収容できる駐車環境がない方は、日本の気候に合わせ作られた国産車を買うのも検討しましょう。
②メンテナンス代が高く頻繁にチェックを行いにくいから
外車のメンテナンス代は以下の理由で国産車より高い傾向にあります。
● パーツを取り寄せねばならないため
● 国内代理店の整備費用が高いため
● 希少パーツが多く日本車パーツでは代用が効かないため など
メンテナンス費が高い外車のメンテナンスを頻繁に行えない場合、故障率は大幅に上がりがちです。
きちんと車のメンテナンスを定期的に行う財力がない場合は、外車を選択せずメンテいらずの国産車を選びましょう。
車のメンテにお金がかからないため、故障が少なくなり車の維持も楽になります。
③日本車よりパーツの精度・造りが甘い傾向にあるから
日本の車作りに関する技術は非常に高く、パーツの精度も世界トップクラスと言われています。
そのため、J.D.パワーの「日本自動車耐久品質調査」でも、日本車は非常に高い順位を獲得しているのです。
一方の外車はパーツを定期的に取り替えるのを想定し、部品作りの精度を大幅に下げています。
部品そのものが壊れやすいため、日本で外車を長持ちさせるには細かい部品を定期的に取り換えねばなりません。
日本車の部品交換感覚で外車に乗り続けると必然的にパーツ交換が間に合わず、結果として車が故障してしまうのです。
壊れにくい外車を生み出す3つの秘訣
壊れにくい外車を生み出すには、以下3つの秘訣を守るのが効果的です。
● 定期メンテナンスを行う
● 悪天候が多い地域ではカーポート導入などの対策をする
● 新車か認定中古車を選ぶ
外車の故障頻度を下げるには、定期的なメンテナンスを行う必要があります。
また、悪天候から車を守る工夫を凝らし、家に車庫を導入するのも効果的です。
上記3つのポイントをおさえ、購入した外車を長持ちさせるよう努力しましょう。
まとめ
外車の中には世界ランキングで故障率が低いものも存在します。
しかし、外車を日本で乗るとどうしても独特の気候などの影響を受けてしまいがちです。
外車を日本車と同じ間隔で乗り回すと寿命が縮みがちになります。
記事を参考に外車に合った管理や保管方法を取り、故障を少しでも減らしてはいかがでしょうか。