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車に付着するゴムみたいな汚れなどが付く原因と落とす方法を解説!

2023年06月28日

車のボディにゴムみたいな汚れや、茶色いシミなどの汚れが付いて悩んでいる方が多いでしょう。
ボディに付着したこれらの汚れは、見た目の悪さだけでなく、放置すると塗装に深刻なダメージを与える可能性があり、落ちにくい傾向にあります。

そこで今回の記事では、車にゴムみたいな汚れやシミが付く原因について解説します。
合わせて、汚れの落とし方や防止する方法についても紹介していますので、最後までご覧ください。

車に付着するゴムみたいな汚れなどが付く原因と落とす方法を解説!

車にゴムみたいな汚れなどのシミが付く原因4選

運転中はもちろん、屋外に停めておくだけでも車のボディに汚れが付いてしまいます。
車に付着する汚れやシミは放置していると蓄積され、落ちにくくなってしまうので注意が必要です。

ここでは、車に汚れやシミが付く原因を4つ紹介します。

1.雨や洗車によるイオンデポジット

イオンデポジットは、うろこ状の汚れで、付着した水分のミネラルがシミになって付着した状態です。
水道水に含まれているカルキなどのミネラル分や酸性雨が乾燥することが原因です。

イオンデポジットは一度付いてしまうと、洗車だけでは簡単に取り除けません。
日頃から、ボディを拭いて付着を防ぐよう心がけましょう。

もし、付着してしまった場合は、正しい除去方法できれいにしなくてはなりません。
間違えた方法で除去すると、塗装面が傷つき、損傷の原因になってしまうため注意が必要です。

2.イオンデポジットが悪化したウォータースポット

ウォータースポットは、水模様に穴が開いたような汚れです。
イオンデポジットによるシミや汚れが悪化し、発生することが原因の1つです。
また、洗車後や雨が降ったあとの水滴がレンズのように太陽光を集め、その熱で塗装が焼けてしまったことにより発生する場合もあります。

色が褪せるだけではなく、症状がひどくなるとその部分だけへこんでしまいます。
へこんだ状態になると、研磨作業が必要となり元通りに復元することが困難です。

3.アスファルトの巻き上げによるピッチタール

車のフロントバンパーやボディ側面の下方に付着している黒い点々の正体はピッチタールです。
ボディの側面にびっしり付着し、落ちにくい状態となるため迅速に適切な対応をしなくてはなりません。

ピッチタールとは、道路のアスファルトなどが跳ね上がって車に付着することが原因です。
舗装したばかりの道路を走行したあとや、暑い夏の季節は特に付着しやすい環境です。

一度付いてしまったピッチタールは、固結状態になってしまうので洗車してもなかなか落ちません。

4.花粉や黄砂によるシミ

春から秋にかけて多い汚れが花粉です。
花粉は雨が降ると、粘着性のある成分「ペクチン」を分泌するので、濡れタオルでこするくらいでは落ちません。

さらに、ペクチンは塗装を侵食するため、放置するとシミになる可能性があります。

一方黄砂は、中国やモンゴルなどの砂漠地帯で巻き上げられた砂が偏西風に乗って日本まで飛んできたもので、春先に多くみられます。
黄砂といっても、実際には泥に似ているため、雨に濡れると粘土質になり、車にこびり付いて取れにくくなってしまうので注意しましょう。

また、雨に溶けるとミネラル分を多く含んだ水になるため、蒸発するとシミの原因になる恐れもあります。

それぞれの車のゴムみたいな汚れなどの落とし方

車に付着してしまった汚れやシミの落とし方は、原因に応じて適した方法があります。

ここでは、種類ごとの落とし方を解説します。

車に付着したイオンデポジットの落とし方

イオンデポジットは、専用クリーナーを使用すれば落とせます。

手順は以下の通りです。

手順 工程
STEP1 クロスにクリーナーを付けて、ボディに軽く塗り込みましょう。
数回に分け、繰り返し塗り込むと塗装面がきれいになり、輝きが増します。
STEP2 塗装面がざらついていなければ、完全に取り除けています。

水がスムーズに流れる疎水になれば成功です。

STEP3 水ですすいで、拭きあげて終了です。

この工程で取り除けない場合は、ウォータースポットになっている可能性があります。

ウォータースポットの落とし方

イオンデポジットは専用クリーナーで落とせますが、ウォータースポットまで進行してしまうと研磨しなければなりません。

コンパウンドでの研磨は専門知識が必要です。
誤った方法で行うと、塗装に取り返しのつかないダメージを与えてしまうのでプロに依頼しましょう。
プロはポリッシャーと研磨剤で塗装面を薄く磨き、へこみをたいらにしてウォータースポットを除去してくれます。

ピッチタールは簡単に落とせます

ピッチタールは、長く放置すると、汚れそのものをはがしても茶色いシミが残ってしまいます。
ピッチタールを発見したら、素早く対処するのが塗装を守るベストな方法です。

時間が経過していなければ、専用のクリーナーを用いれば簡単に落とせます。
直接吹き付けると、汚れが溶解します。
あとは、乾いたウエスで拭きとるだけです。

車の汚れを防止する方法3選

車の汚れを予防する方法は以下の3点です。

・ボディコーティング
・カーシャンプー
・定期的に洗車する

それぞれについて解説します。

1.ボディコーティングを行う

ボディコーティングは、汚れやシミから愛車を守る方法として非常に有効な手段です。
ボディコーティングには、油脂系、樹脂系、ガラス系とありますが、現在の主流はガラス系です。

塗装の表面に施工すると、ガラス繊維のコーティングが施され、汚れや細かい傷から愛車を保護します。

2.シミの予防ができるカーシャンプーを使う

カー用品店に売られているカーシャンプーは、花粉や砂ぼこりなどの汚れを落とすのに役立ちます。
カーシャンプーの中にはイオンデポジットなどのシミを予防するとともに、初期症状を軽減してくれるものもあります。

このようなカーシャンプーを使用すれば、洗車時に使う水のミネラル分の付着を防いでくれるので、イオンデポジットなどの発生を阻止できるでしょう。

3.定期的に洗車を行う

定期的に洗車をすれば、ゴムみたいな汚れやシミを予防できます。

洗車の頻度は、2週間に1度や雨が降った翌日などのルールを決めましょう。
水垢は時間がたってしまうと、落とすのにも時間やコストが発生してしまいます。
しかし、ルールを決めて定期的に洗車ができればすぐに落とせます。

まとめ

車の汚れは日頃から洗車をするなどして、保管状況をよくすれば汚れの固着を防げます。

ゴムみたいな汚れなどがある場合は、洗車できれいにできますが落としきれない可能性もあります。
その場合、カー用品などで市販されている商品を使うか、専門店へ依頼しましょう。

日頃から、汚れの付着を予防して適度にお手入れをすれば、きれいな状態を保てます。

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