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ブレーキパッドの交換時期とは?果たす役割や費用相場帯を解説

2023年08月17日

車はたくさんの部品で構成されていますが、そのなかで最も重要な部品がブレーキに関わるパーツです。

ブレーキのなかでもとくに重要なのがブレーキパッドです。
車を走らせる度に使用するため、だんだんとすり減ってしまう消耗パーツです。

定期的な点検や交換をすることで、安全性を高められます。
もし、交換せず使用続けてしまうとブレーキが利かなくなってしまい、事故の危険性が高まります。

この記事では、ブレーキパッドを交換するタイミングや交換費用の相場などについて解説します。
ブレーキパッドを交換するときの知識やタイミングを知りたい方は参考にしてください。

ブレーキパッドの交換時期とは?果たす役割や費用相場帯を解説

ブレーキパッドの役割を解説

ブレーキに関する部品はとても重要な部品ですが、とくにブレーキパッドは車を制止させるために重要です。
ブレーキパッドでディスクローターを抑え込み摩擦力によって停止させる仕組みです。

摩擦力によって車を制止させることから使用すると摩耗します。
そのため、定期的なメンテナンスや交換が必要となり、時期の見極めが非常に重要です。

ブレーキパッドを交換するタイミングを解説

ブレーキパッドは、消耗したタイミングで交換するのが適切な時期です。
車の事故を未然に防ぐためにも、ブレーキまわりのパーツを定期的に点検すると安心できます。

ブレーキパッドを交換するタイミングは以下の通りです。

1.異音や警告灯
2.走行距離
3.厚み

それぞれのポイントについて詳しく解説します。
ブレーキパッドの交換を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

その1.異音や警告灯

ブレーキをかけたときに、異音が聞こえたり警告灯が表示されたりすることでドライバーに交換時期を伝えます。

まず、異音の場合は次のような音が聞こえたタイミングは注意が必要です。

・「カラカラ」:ブレーキパッドの破損が起きている
・「ゴー」:ブレーキパッドに異常が生じている

異音が聞こえたらすぐに点検へ出しましょう。

また、パッドウェアインジケーターという装置により交換時期が把握できます。
そのため、ブレーキパッドの厚みが減ると以下の方法でドライバーに状態を伝えてくれます。

・機械式:ローターに金属ピンが接触して異音を出す
・電子式:電線が摩耗で切れて警告灯が点灯する

ブレーキパッドが摩耗しているかの判断は、一般の方がすることは難しいです。
そのため、必ず整備工場などで点検や交換を依頼してください。

その2.走行距離

ブレーキパッドの交換時期は、走行距離からも判断できます。
一般的には、約5万km以上走行したときにブレーキパッドの交換をはじめとした、ブレーキ関係の点検を依頼するとよいと考えられます。

その理由は、ブレーキパッドの厚みが5mm以内になったら早めの交換を検討すべきです。
ブレーキパッドは新品の場合、10mm程度の厚みがあります。
そのため、半分以下の厚みになると、ブレーキの利きが悪くなるといった危険があります。

ブレーキパッドが1mm程度の摩耗をする走行距離は約1万km以上の距離を走ったときです。
つまり、走行距離が5万km以上になったタイミングで交換を依頼するとよいです。

ただし、走行距離での判断だけでは危険なため、定期的な点検をしてパッドの状態を確認してください。

その3.厚み

ブレーキパッドにしっかり厚みがある状態であれば、安心してドライブを楽しめます。
しかし、摩耗によって厚みがなくなってきた場合は、すぐに交換を検討する必要があります。

一般的には、厚みが3mmになったら必ず交換をすべきです。
まず厚みが2mmを下回ると、ブレーキに関するパーツを傷つけてしまう恐れがあるためです。
傷に気づかず、放置するとブレーキの劣化によって性能低下など危険が生じます。
そのため、早めにブレーキパッドを交換しましょう。

また、ブレーキがきかなくなる可能性もあることから、迅速な交換が求められます。
定期的なメンテナンスなどで、ブレーキに関する点検やオイル交換などの手入れをプロに依頼しましょう。

ブレーキパッドの交換費用を紹介

ブレーキパッドは定期的な交換が必要なものの、費用がどれくらいかかるのでしょうか。
ここではブレーキパッド交換費用の相場について、車種別に解説します。

ブレーキパッドの交換を検討している方は参考にしてください。

車種1.普通車

普通車のブレーキパッドは、前輪一式と四輪一式を交換する場合で費用が異なります。
また、乗っている車種によっても異なるため、それぞれの費用相場を紹介します。

具体的には以下の通りです。

パーツ代 交換費用
普通車
  • 前輪一式:約8,000円~
  • 四輪一式:約16,000円~
  • 前輪一式:約16,000円~
  • 四輪一式:約24,000円~
高級車
  • 前輪一式:約12,000円~
  • 四輪一式:約24,000円~
  • 前輪一式:約20,000円~
  • 四輪一式:約32,000円~
スポーツカー
  • 前輪一式:約32,000円~
  • 四輪一式:約64,000円~
  • 前輪一式:約40,000円~
  • 四輪一式:約72,000円~

上記の費用に工賃がプラスされます。
一般的に、普通自動車の工賃は左右セットで7,000円程度から受けられます。

工賃についても依頼先などに応じて異なるため、相場を参考にしたうえで交換する際に確認してください。

車種2.軽自動車

軽自動車のブレーキパッドを交換する費用の相場について解説します。

具体的には以下の通りです。

パーツ代 交換費用
前輪一式 約7,000円~ 約15,000~
四輪一式 約14,000円~ 約22,000~24,000

軽自動車のほうが普通車と比較したときに、費用を安く抑えられる傾向があります。
工賃についても、6,000円台から受けられるので普通自動車よりも安いです。

しかし、こちらも依頼先やブレーキパッドの種類などによって費用が異なるため必ず確認してください。

まとめ

ブレーキパッドの交換時期や費用について解説しました。

ブレーキを使用するたびに、ブレーキパッドは摩擦により性能が低下するため、走らせている間の危険性が高まります。
走行距離や異音などといったポイントに意識して定期的に点検を依頼すると安心です。

ブレーキオイルの交換などブレーキまわりの点検・メンテナンスもブレーキパッドを交換するタイミングで実施するとよいでしょう。

株式会社クランツは、ブレーキダストが少ないブレーキパッドの販売をしているブレーキパッドの専門店です。
ブレーキパッドに関するお悩みや製品の購入など気軽にご相談ください。

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