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外車用の低ダストブレーキパッドの特徴は?使用する際の注意点も解説
2023年09月08日
ヨーロッパ産の外車は、日本の道路よりも速度制限が高く設定しています。
そのため、国産車よりもスピードがでやすいため、制動力が高い傾向にあります。
結果、ブレーキダストも発生しやすい点が特徴です。
外車用の低ダストブレーキパッドを使用すれば、ブレーキダストの発生を予防できます。
今回の記事では、外車用の低ダストブレーキパッドの特徴と使用する際の注意点について解説します。
ブレーキパッドの交換や点検・整備を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
なぜ外車用の低ダストブレーキパッドが必要なのか?
外車は国産車に比べてブレーキの制動力が高いため、ブレーキダストが発生しやすいです。
ディスクローターの摩擦を抑えられるためにも、低ダストブレーキパッドがおすすめです。
低ダストブレーキパッドに交換すれば、ブレーキの性能をあまり落とさずに走行ができます。
外車の性能に対応したブレーキパッドを選ぶと、ブレーキ鳴きやホイール汚れを減らせます。
純正ブレーキパッドよりも安価な製品が多く、予算に合わせて購入可能です。
低ダストブレーキパッドの3つの利点
低ダストブレーキパッドの利点は、主に次の3つです。
1.ブレーキダストを軽減できる
2.純正のブレーキパッドよりも安価
3.耐久性能が優れている
この章では、それぞれの利点について解説します。
低ダストブレーキパッドの購入を検討している方は参考にしてください。
1.ブレーキダストを軽減できる
低ダストブレーキパッドは、名前の通りブレーキダストの発生を抑えられます。
メーカーによって耐久性能や素材に差はありますが、一般的なブレーキパッドよりも汚れやダストの発生を減らせる点が魅力です。
ダスト発生を抑制できるため、洗車ができない方や長距離ドライブを多くする方におすすめです。
ブレーキの性能を落とさずにホイールの汚れを減らせます。
少しでもホイールを長持ちさせるときに、欠かせない製品です。
2.純正のブレーキパッドよりも安価
ブレーキパッドは、純正のものよりも低ダスト仕様の方が安く入手できる可能性があります。
低ダストブレーキパッドはローターとセットで販売されていることもあるため、純正のブレーキパッドから交換する際に、まとめて対応できます。
低ダストのブレーキパッドやローターを搭載することで、部品の寿命を伸ばせる点も大きなメリットでしょう。
また、ブレーキまわりのパーツ交換の頻度が減らせるため、自家用車にかかるランニングコスト削減できます。
車にかける費用をできるだけ節約したい方にとっても便利です。
3.耐久性能が優れている
低ダストブレーキパッドの多くは、純正のブレーキパッドよりも耐久性能が高い特徴があります。
低ダストブレーキパッドとローターのセットの場合、走行距離10万km以上まで保てる場合もあります。
純正パッドよりもブレーキ鳴きも減らせるため、快適に乗れる点も魅力的です。
車に合ったブレーキパッドを選ぶと、より長持ちさせられるのでおすすめです。
外車のブレーキ鳴きなど、ブレーキに関することで悩んでいる方は、ぜひ購入を検討しましょう。
外車用の低ダストブレーキパッド4つの注意点
外車用の低ダストブレーキパッドを使用する際には、次の4点に注意しましょう。
1.交換時期を確認する
2.ホイールコーティングで長持ちさせる
3.市街地の走行が多い場合は注意
4.高い制動性能を求めない
この章では、それぞれの注意点について解説します。
1.交換時期を確認する
ブレーキパッドが劣化してきたら、交換の必要があります。
ブレーキ鳴きの頻度が増えてきたら、必ず、整備工場で点検してください。
低ダストブレーキパッドは長持ちする特徴があるものの、当然ながら、長く使用すると劣化します。
事故や故障する前に、一刻も早く専門業者に点検してもらうことが大切です。
また、定期的にブレーキまわりの点検をして安心を確保しましょう。
2.ホイールコーティングで長持ちさせる
ホイールコーティングをすれば、ブレーキダストの付着を抑えられるため洗車の手間も省けるためメリットです。
また、ダストによる汚れだけでなく、走行中にはじかれた小石や砂などでついてしまうホイールの傷なども予防できるので、きれいな状態を保てます。
雨天時に走行する際の泥はねも、コーティングによって対策できます。
自分でもホイールコーティングは可能ですが、整備工場などで依頼してホイールのきれいな状態を保ちましょう。
3.市街地の走行が多い場合は注意
短距離の走行でも、市街地では信号待ちなどでブレーキの使用が増えます。
ブレーキの使用が増えると、ブレーキパッドの劣化や消耗などにも影響がでるため注意してください。
仮に、低ダストブレーキパッドを搭載しても、ブレーキを頻繁に使用するとパッドの寿命が早くに減ってしまいます。
ブレーキの使用を減らすためにも、基本的に安全運転をしてスピードをだしすぎないようする、下り坂ではエンジンブレーキ、坂道での信号待ちはサイドブレーキを使用するなどで、配慮する必要があります。
ブレーキダストの発生を抑えるためにも、無理のない走行を心がけましょう。
4.高い制動性能を求めない
低ダストブレーキパッドでも、純正パッドよりも高価な製品があります。
しかし、低ダストブレーキパッドで高いブレーキ制動性能を維持できるものを探すのは難しいです。
制動力を求める場合は、ブレーキパッドの摩擦係数をみて選ぶと安心です。
また、ホイールを清潔に保ちたい方にもおすすめのため、低ダストブレーキパッドの購入をご検討ください。
まとめ
外車は速度の幅が国産車よりも広いため、制動力の高いブレーキが搭載されています。
そのため、ブレーキダストが国産車よりもでやすい傾向があるため、低ダストブレーキパッドを検討するとよいでしょう。
低ダストブレーキを購入する際には、予算と耐久性能を考えて、自家用車に合ったブレーキ用品を選ぶのが大切です。
クランツ株式会社では、外車にも使用できる低ダストブレーキパッドを製造しています。
購入の際には、ぜひご検討ください。